紫式部ゆきめぐり 源氏物語誕生の地をめぐる

Day. 1

9:00石山寺

紫式部が源氏物語の着想を得た文学の寺

奈良時代より霊験あらたかな観音霊場として信仰を集める東寺真言宗の大本山。
紫式部が滞在中にびわ湖に映る満月を見て『源氏物語』を起筆した伝説は有名で、本堂(国宝)には紫式部が筆を執ったとされる「源氏の間」があります。
また、境内にある展示収蔵施設・豊浄殿では、春・夏・秋の3期にわたって紫式部に関連する収蔵品が展示されます。

10:00光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館

平安文化や女性文学者たちの息吹を感じる企画展

大津でしか見ることができない、大河ドラマ「光る君へ」のテーマを掘り下げる映像やパネル、ドラマに登場する衣装や小道具などを展示。大河ドラマの世界に没入できる展示をぜひお楽しみください。

10:30源氏物語 恋するもののあはれ展

平安時代の「恋」を体感できる企画展

『源氏物語』の和歌を描き下ろしイラストや音楽を用いて現代的に表現。色・香り・花など平安時代の恋の文化に触れるコーナーもあり、どなたでもお楽しみいただけます。

11:00石山寺物産館 紫-MURASAKI-

紫式部YEARにぴったりなお土産処

企画展の開催にあわせて、石山寺境内に物産館が登場。紫式部や源氏物語をイメージして新開発されたグッズなど、数多くのお土産がそろいます。

11:30石山寺門前店舗

ご当地スイーツも要チェック!

石山寺の門前には、お食事処やお土産処が立ち並んでいます。
湖国の特産物や門前でしか味わえないスイーツを味わってみませんか。

12:30れすとらん松喜屋 本店

日本三大和牛「近江牛」を堪能

明治初期、日本全国に「近江牛」の名を広めた老舗「松喜屋」の精肉店直営レストラン。全国屈指の和牛である近江牛が味わえます。大河ドラマ「光る君へ」の放送にあわせて作られた特別メニューもお楽しみください。

14:00琵琶湖疏水

大津と京都をつなぐ人口運河

びわ湖の水を京都へ運ぶ目的で明治時代に竣工され、今なお現役で活躍中です。
2007年には国の近代化産業遺産に登録されました。
疏水両岸には桜並木が植えられており、春にはライトアップされ、
夜桜が楽しめます。

14:30三井寺

紫式部の父・為時が出家したと伝わる古刹

近江八景「三井の晩鐘」で名高い天台寺門宗総本山。
平安時代には朝廷や貴族からの信仰も厚く、藤原道長が奉納したと伝わる弥勒菩薩が秘仏として大切に安置されています。
国宝の金堂では、「紫式部と三井寺」展が期間限定で開催され、
紫式部に関連する所蔵品が展示されています(2024年1月29日~7月31日、10月1日~1月31日)。

15:30大津市歴史博物館

「源氏の間」を再現したフォトスポットが登場!

2024年1月から約1年間にわたり特集展示「源氏物語と大津」が開催中。
紫式部や源氏物語、執筆場所と伝わる石山寺、源氏物語ゆかりの地などについて関連する資料を展示されます。
エントランスでは、紫式部が源氏物語を執筆した部屋と伝わる石山寺「源氏の間」を再現したフォトスポットや体験型デジタルコンテンツが楽しめます。