紫式部ゆかりの地 京都府 宇治市

「源氏物語」宇治十帖の舞台

『源氏物語』五十四帖のうち最後の十帖の主な舞台です。
史跡とあわせ物語ゆかりの古跡をたどり、平安の雅な世界を想いながら散策はいかがですか。

宇治市の紫式部ゆかりの地

平等院

光源氏のモデルといわれているのが、嵯峨天皇の皇子・源融です。その源融が建てた別荘が宇治にあり、『源氏物語』の中にも豪奢な別荘のモデルとして出てきます。源融が建てた別荘のちは、その後、巡り巡って藤原道長に渡り、息子の頼通の時代になって平等院が創建されました。

宇治上神社

宇治上神社の祭神は応神天皇と仁徳天皇・菟道稚郎子兄弟。本殿は平安後期の建物で、現存する日本最古の神社建築です。。拝殿は鎌倉時代の寝殿造り様式が残り、境内には宇治七名水の一つである桐原水が湧いています。

宇治市源氏物語ミュージアム

光源氏が過ごした六条院の縮小模型や貴族が使っていた調度品などが復元展示されています。映像展示室ではオリジナルアニメーション「GENJI FANTASY ネコが源氏に恋をした」を始めとする源氏物語に関する映像作品を楽しめます。

宇治市植物公園

幅62m、高さ18mの日本最大級の立体花壇「花と水のタペストリー」(写真)や約650種の熱帯亜熱帯の植物が楽しめる「緑の休息所(温室)」などの人気施設のほか、野外では、サクラやハーブ類、ハナハス、モミジ類など四季折々の植物や景観を楽しんで頂けます。
源氏物語のまち宇治にちなみ、源氏物語に登場する植物約40種が説明板とともに園路沿いに植栽され、源氏物語植物QRガイドで詳しくご覧いただけます。

宇治十帖古跡

『源氏物語』全54帖のうち、最後の10帖は宇治の地を主な舞台として展開していることから「宇治十帖」と呼ばれています。
宇治十帖のそれぞれの話の古跡として、宇治橋周辺10か所に石碑が建てられています。

宇治川の鵜飼

宇治川の鵜飼は平安時代にはすでに行われており、藤原道長の異母兄弟である藤原道綱の母は「蜻蛉日記」の中で、川幅一杯に多くの鵜舟が出て夜通し鮎を取り続けている様子を書き残しています。仏教の影響で衰退しましたが、大正時代に復活。現在は夏の宇治の風物詩となっています。

宇治橋

宇治川は琵琶湖から流れ、滋賀では瀬田川、京都では宇治川と呼ばれ、大阪では淀川になり、大阪湾に注ぎます。宇治橋は、646年に架けられました。橋の上流には、平安時代から変わらぬ景色が広がっています。

宇治市でゆきめぐり

光る君へ 宇治 大河ドラマ展

開催期間
令和6年3月11日(月)~令和7年1月13日(月・祝)
交通アクセス
〒611-0013 京都府宇治市菟道丸山203-1
お茶と宇治のまち交流館「茶づな」 会議室
開館時間
9:00〜17:00(入館は16:30まで)
入場料
大人/一般500円(前売400円)
小人(小・中学生)/一般250円(前売200円)
未就学児無料
駐車場
あり
主催
宇治市
お問い合わせ
宇治市役所観光振興課
電話番号:0774-39-9408(直通)